目次

概要

Transmit5をMac OSにインストールし、AWS S3のバケット領域をマウントしてローカルドライブの一部として取り扱うまでの手順です。

確認日: 2019/01/05

環境

  • Mac OS Mojave 10.14.2

  • Transmit 5.2.1(99883) ※お試し期間中に本手順実施

手順

作業前の状態

まだMacのドライブとしてはS3が見えていません。

PathFinder上の表示:

Finder上の表示:

S3接続設定 ~ ディスクマウント

TransmitにAWS S3接続用の設定を作成し、 接続できることを確認後、Transmit上でお気に入り登録します。

お気に入り上のS3接続設定をクリックして選択した状態にします。

Transmitのメニューから「お気に入り」→「ディスクとしてマウント」を選択します。

マウント開始時に、AWS S3のワイルドカード証明書*.s3.amazonaws.comの正当性について、エラーが表示されました。

エラーの内容は「不明な証明機関によって署名されている」とありますので、
ワイルドカード証明書*.s3.amazonaws.comの発行CAである「DigiCert Baltimore CA-2 G2」を信頼していないように見受けられます。

大親分であるRoot CAの「Baltimore CyberTrust Root」は信頼していながら、同門配下の発行CA「DigiCert Baltimore CA-2 G2」を信頼しない理由について、5分考えても分からなかったので、とりあえず「続ける」を押下して進めます。

Transmitがマウントを実行しようとしたタイミングで、うちの環境では「FUSEのバージョンが古い」と怒られて、マウントが無事失敗しました。

FUSEのインストール

FUSEのサイトから最新のFUSE for Mac OSを入手してインストールします。

インストーラに従い、デフォルトでインストールします。

補足
場合によっては、システム環境設定から”Benjamin Fleischer”のアプリを明示的に許可する必要があります。下記手順を参考にしてください。
FUSE FOR MACOSのインストール (Panic Library)

S3のマウント確認

FUSEのインストール完了後、再度、Transmitに戻り、 お気に入り上のS3接続設定をクリックして選択した状態で Transmitのメニューから「お気に入り」→「ディスクとしてマウント」を実行すると、今回はマウントに成功しました。

PathFinderのデバイス一覧にS3の接続サイト名が表示され、ローカルドライブと同列に扱えるようになりました。
Finder / PathFinder上からS3へ直接ファイルをDrag&Dropできることを確認しました。

補足 : OS起動/再ログイン時の自動マウントについて

  • Mac OSからユーザーがいちどログアウトして再ログイン
  • MacのOSをいったんシャットダウンして、起動し直してログイン

上記いずれのパターンでも、S3のディスクマウントは解除されてしまい、 自動的な再マウントは行われませんでした。

Transmit設定画面の「起動してすぐ、お気に入りのサーバに接続する」の「起動」とはOSではなくTransmitのアプリ起動の事を意味しているようです。

挙動としては、ログインした直後の状態では、Transmitは起動しておらず、どことも接続していません。 ユーザが自分でTransmitを起動すると、そのタイミングでお気に入りに登録されている接続先(本例ではS3)への自動接続が開始されました。
しかし、これだけではS3への接続はTransmitのアプリ内で閉じており、ディスクマウントはまだ行われていません。

マウントするためには、メニューバーのアイコンから選択する(下記)、

もしくは「お気に入り」→「ディスクとしてマウント」を再度手動で実行する必要があります。
そして、マウントを行おうとする度に、前掲のサーバ証明書を信頼できない旨のエラーが表示されます。

頻繁にログアウトやOS再起動を行うユーザの場合は、この繰り返し作業は少し煩雑に思いました。

参考