FGOガチャ依存 診断スケールの作成

概要

FGO(Fate/Grand Order)内の「ガチャ」への依存度合いを自己診断するため、診断スケールを作成しました。
作成にあたり、WHOのICD-10を参考としました。

ICD-10について

WHOが作成している、「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)の第10版です。

以下の翻訳版のガイドを参考としました。

『ICD-10 精神および行動の障害 ー臨床記述と診断基準ガイドラインー』
(医学書院、2005年、新訂版第1刷)

ICD-10 診断基準

F1x.2. 依存症候群 Dependence syndrome

診断ガイドライン

依存の確定診断は,通常過去1年間のある期間,次の項目のうち3つ以上がともに存在した場合にのみくだすべきである.

(a) 物質を摂取したいという強い欲望あるいは脅迫感.

(b) 物質使用の開始,終了,あるいは使用量に関して,その物質摂取行動を統制することが困難.

(c) 物質使用を中止もしくは減量したときの生理学的離脱状態(F1x.3 とF1x.4 を参照).その物質に特徴的な離脱症候群の出現や,離脱症状を軽減するか避ける意図で同じ物質(もしくは近縁の物質)を使用することが証拠となる.

(d) はじめはより少量で得られたその精神作用物質の効果を得るために,使用量を増やさなければならないような耐性の証拠(この顕著な例は,アルコールとアヘンの依存者に認められる.彼らは,耐性のない使用者には耐えられないか,あるいは致死的な量を毎日摂取することがある).

(e) 精神作用物質使用のために,それに代わる楽しみや興味を次第に無視するようになり,その物質を摂取せざるをえない時間や,その効果からの回復に要する時間が延長する.

(f) 明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず,依然として物質を使用する.
たとえば,過度の飲酒による肝臓障害,ある期間物質を大量使用した結果としての抑うつ気分状態,薬物に関連した認知機能の障害などの害.使用者がその害の性質と大きさに実際に気づいていることを(予測にしろ)確定するよう努力しなければならない.

『ICD-10 精神および行動の障害 ー臨床記述と診断基準ガイドラインー』
(医学書院、2005年、新訂版第1刷)
P.87


FGO向け改版

上記を元に、FGO向けに書き換えます。
基本的には文中の表現のうち物質ガチャに、使用召喚などに置き換えていきます。


FGO ガチャ依存症候群 診断ガイドライン

FGO”ガチャ”依存症候群 Fate/Grand Order “gacha” dependence syndrome

201708_FGO_ICD10_02.jpg
『マンガで分かる! Fate/Grand Order(1)』(リヨ、2017、株式会社KADOKAWA、p.9)

診断ガイドライン

FGOガチャ依存の確定診断は,通常過去1年間のある期間,次の項目のうち3つ以上がともに存在した場合にのみくだすべきである.

(a) ガチャを回したいという強い欲望あるいは脅迫感.

(b) ガチャの開始,終了,あるいは回数に関して,その召喚行動を統制することが困難.

(c) ガチャを中止もしくは召喚回数を減らしたときの生理学的離脱状態.そのガチャに特徴的な離脱症候群の出現や,離脱症状を軽減するか避ける意図で同じガチャ(もしくは近縁のフレポガチャ)で召喚することが証拠となる.

(d) はじめはより少ない持ち鯖で得られたその満足感を得るために,宝具Lvおよび高レア鯖を増やさなければならないような耐性の証拠(この顕著な例は,有料石限定ガチャの依存者に認められる.彼らは,微課金者には耐えられないか,あるいは決済不能な回数を毎日召喚することがある).

(e) ガチャのために,それに代わる楽しみや興味を次第に無視するようになり,ガチャを回さざるをえない時間や,その効果からの回復に要する時間が延長する.

(f) 明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず,依然としてガチャを回す.
たとえば,過度のガチャによるカード決済焦げ付き,大爆死の結果としての抑うつ気分状態,ガチャに関連した認知機能の低下(召喚確率を意図的・自発的に優良誤認解釈)などの害.召喚者がその害の性質と大きさに実際に気づいていることを(予測にしろ)確定するよう努力しなければならない.


自己診断

診断スケールができあがったので、今現在のFGO依存状況を自己診断します。

2017/8/26自己診断

  • a: 該当
  • b: 該当(2017/8/25水着頼光さん召喚時が該当)
  • c: 非該当
  • d: 該当
  • e: 非該当
  • f: 非該当

該当: 3
非該当: 3

上記より,軽度の依存状態にあると推定できます。
が、まだまだ3項目程度であり、私は大丈夫です。